カメラフレームの中に

写真家グループ、Magnumのメンバーで、数々の受賞歴も誇るパオロ・ペレグリン(Paolo Pellegrin)。その協力のもと、ベルスタッフは、大胆不敵な2016年秋冬コレクションにスタイリッシュな新作を加えました。

'写真は人がものを見る助けとなる' - ベレニス・アボット 1898~1991年

写真は、その誕生以来今日にいたるまで、新しい世界をとらえ、それを人々に伝える究極の手段であり続けてきました。

イタリア人フォトジャーナリストで一流写真家集団Magnum Photosに属するパオロ・ペレグリンは、世界中の人々や場所を撮影しています。彼がとらえる風景の多くは荒々しく破壊的です。2011年に日本で起きた津波の被害も、一連のパワフルな作品に表現されました。人物の写真もまた、戦争や病、理不尽で残酷な大自然の力にうちのめされた人生を映し出す作品となっています。より大衆受けするプロジェクトにおいてすら(例えば今年香港で開かれた、ハリウッドスターのありのままの姿をとらえた写真展「グレート・パフォーマーズ(Great Performers)」など)、常に美と驚嘆、そして希望を表現するペレグリン。

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Paolo Pellegrin, Magnum X Belstaff, Tenerife

彼はMagnum Photosについて、こう語ります。Magnumビジュアルな物語を手がけた最初のブランドです。創設者たちは1930年代に世界各地をめぐり、何が起こっているのか、好奇心に駆られて撮影しました。現在の我々もまた、好奇心と独立心に満ちていることに変わりありません。メンバーは皆、放浪するノマドの感性を持ち合わせているのです

放浪者が必要以上のものに関心をもつことは稀です。しかしどんなミニマリストであれ、旅では現実的でなければなりません。長い間、理想的なカメラバッグを求めてきたペレグリン。ベルスタッフとの間で今年、ユニークなコラボが実現しました。

ペレグリンと、メンズデザイン バイス・プレジデントのフレデリック・ディア(Frederik Dyhr)がチームを組み、2016秋冬コレクションのアイテムとしてMagnum X Belstaffカメラバッグが誕生しました。スタイリッシュなウィークエンダーとしても使えるこのバッグは、シンプルなコットンキャンバスを使用。アンティーク風のブラス仕上げを施し、ベルスタッフ定番のハンドワックスレザーをあしらっています。

ディアによれば、ペレグリンとの共同作業は「とても自然なもの」でした。2人は、スタイルと機能は両立するとの考えを共有しており、それはまたベルスタッフを代表するアイテムに見出される哲学でもあります。新作バッグもまた、この哲学に基づいて制作されました。

このコラボは、まさに自然の成り行きのようでしたね)」と、ペレグリンも同意します。私は現場で活動するフォトグラファーとしてニーズを示し、それをバッグのデザインにつなげました。フレッドとの強力なコネクションがとても役立ちましたよ。実用的で、デザインも美しいバッグでなければならないことを、彼は完璧に理解してくれましたから。

ディア自身、アンリ・カルティエ=ブレッソンやロバート・キャパを始め、Magnumの有名フォトグラファーのファンであり、ベルスタッフの数々のキャンペーンのリサーチやデザインでも、Magnum特有のルポルタージュ風スタイルを「デザインチームが重視すべき手掛かり」としてきました。ベルスタッフは、タイムレスな機能性とスタイルを兼ね備えたアイテムを生み出しています。そのブランドの精神は、Magnumの世界と無理なく調和します。

ベルスタッフとMagnumは、遺産や伝統を重視する点で根本的に共通していると思いますね。それに、冒険を求める独立心も同じで、写真がそれを巧みにとらえています)」とペレグリンは語っています。

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