ベルスタッフ x マクラーレン

緻密なエンジニアリング、オーセンティック、美しいスタイル

コラボレーションを成功させる条件とは何でしょう。これは答えるのが難しい質問です。ふたりのビジョンがぴったり合っていなければならないのはもちろんのこと、お互いの才能を発揮しあい、そこにまだ眠っている「何か」を見出さなければなりません。その上で生み出した結果は、まさに「尖ったもの」であることが求められます。大切なのは、才能の持ち分を単に足し算するのではなく、「才能の化学合成」を成功させて生み出されたものであることです。

ベルスタッフとマクラーレンは、一見して分かりやすい組み合わせとは言えないでしょう。しかし、「どこから見ても明らか」なことが「非凡」を生み出すことはほとんどありません。今回のコラボレーションで、ドライバーにインスパイアされたカプセルコレクションを開発するにあたり求めていたのは、まさしくこうした「非凡」でした。

2つのブランドは互いに、コラボレーションはうまく行くだろうと感じていました。両者とも世界に名を馳せる英国の象徴的なブランドであり、イノベーションとデザイン、そしてデザインにおけるイノベーションを重んじるという共通の信念を持っていることがその理由です。

共通の信念は共通の価値観を生み、ベルスタッフとマクラーレンは、全体を見渡したビジョンから、コレクション名のような細かなディテールまで、こうした価値観を貫くことに重きを置きました。ROADMASTERジャケットや公道走行可能なレーシングカーなど、固有のIDプレートを備えることが両ブランドの特徴です。ベルスタッフはこのブランドの共通性を際立たせるため、マクラーレンのネーミング方法に倣うことにしました。しかしこれは、あらゆる製品に一貫する熟慮されたアプローチの一部に過ぎません。

デザイン x イノベーション

コラボの結果生まれたのが、すっきりとしたラインとシンプルなシルエットにさりげない革新的ディテールを備えたコレクション。たとえば、レザードライビングジャケット(950.S001/S101)をご覧ください。しなやかなラムスキンで仕立て快適な着心地を実現。動きやすさを重視したロープロファイルの首元や脇下のストレッチパネル。また、パッド入りショルダーのディテールはシートベルトをヒントにデザインされました。各アイテムの至るところで感じられるのが「考え抜かれた気品」。コレクション全体を通し見事なまでにこの気品が流れています。

オーセンティック x エンジニアリング

The Garrison Jacket

オーセンティックとエンジニアリングの融合はこのプロジェクトで最も重要なポイントです。今回のコレクションでは、ベルスタッフお馴染みのシルエットについて、コンテンポラリーなコンセプトと精巧な技術を駆使し新たなものとしました。その典型的な例が、HARRINGTONジャケット(850.S003) です - クラシックなシルエットにレーザーパーフォレーションによる通気孔を施し、体温調節を可能とした画期的なアイテムを生み出しました。

また、コレクションならではの控えめなシンプルなカラーを使い、お馴染みの4ポケットスタイルで仕立てた、メンズのフィールドジャケット(850.S002)やウィメンズのパーカ(850.S102)も代表的アイテムです。取り外し・収納可能なフードが付いたこれらのアイテムにも便利な機能が賢く装備。メンズフィールドジャケットには目隠しカードポケット、ウィメンズパーカにはレーザーカットによる隠しポケットが備わり、機能目的と精巧なエンジニアリングが見事に融合したデザインです。

スタイル x 機能性

The Garrison Jacket

ストレッチナイロンで仕立てた軽量ドライビングジャケット(850.S001/S101)は、 ミッドレイヤーそしてアウターとして幅広く着こなせる、まさしくスタイルとパフォーマンスが揃ったアイテムです。そして、このジャケットに合わせたスリムフィットの軽量ストレッチナイロンパンツ(550.S001) には、エレガントなラインに沿って隠れるようにカーゴポケットをあしらったという巧みなディテールが魅力です。また、ストレッチポプリンシャツ(450.S001)に施されたプラケットやボタンダウンのカラーからも絶妙なスタイルとパフォーマンスの融合が感じられます。

トランスフォームでまた違った着方を楽しめるコンバーチブルカラーのテーラードジャケット(750.S001)は、カラーの使い具合によって斜めにあしらわれたジップポケットが見え隠れするという凝ったデザイン。機能にこだわりすぎてスタイルを犠牲にしてしまうことのないよう、隅々まで配慮されています。むしろ機能がスタイルを決定づけているといっても良いでしょう。

The Garrison Jacket

事実、このコレクションは、機能へのこだわりやニーズがいかにデザインに影響を与えるかを探る試みとして見ることができます。実用的でモダンな美的感覚のもとにデザインされた、いつでもどこでも着こなせる、さりげないながらも常に洗練された衣服。ベルスタッフ x マクラーレンは、実用性に美しさを取り入れ、そして機能性にスタイルを取り入れた絶妙なコラボレーションから生まれたコレクションです。